こんにちわ。
今日はお金のメンタルブロックについてです。
『お金のメンタルブロックをなくす方法』みたいな本ってたくさんありますよね?
とにかくこのタイプの本を、結構な量むさぼり読んだと思います。
そして気がついたことがあります。
私は『お金を受け取れないタイプの人間』だということに。
私は子育て中、ハンドメイド作家としてお金を稼いでいた時期があります。
詳しくはコチラ
↓
木工作家をしていました。商品を作って売るわけですから、材料費と労務費がもちろんかかります。イベントに出れば出店料もかかります。お店においてもらうなら委託料もかかります。
問題は価格設定です。
とにかく今までは、給料をもらう仕事しかしていないサラリーマン脳の私ですから、値段のつけ方が全く分かりませんでした。
どこかのハンドメイドサイトで『商品の値段は、材料費の3倍が目安』という記事を見て以来ずっとそれが心を支配していました。そして『こんな素人が作ったものなんか安くしないと買ってくれないだろう』という思い込みが働きます。
その結果、どうなるか?
そういうお客さんを呼び寄せます。
『自分が原価計算をして値段をつけていると、そういうお客さんを呼び寄せる』
これも何かの本で読んだ言葉でしたが、本当にそのとおりでした。
本当は1000円以上で売りたい商品であっても、900円にするか1000円にするか、たった100円の違いのような、そんな小さなことにずっとこだわってやってきていた気がします。
その商品が欲しければ、お客さんは2000円であろうと買っていきます。売る方が最初から900円の価値をその商品につけると、もう900円の価値の商品にしかなりません。そうすると900円ですら『あと100円安かったらねー』とか言うお客さんが現れたりするのです。
こうなると、たった一人が言った言葉を間に受けて
『さらに価格を上げられない』
『お金を受け取れない』
という悪循環になってしまいます。
先日、職場の人から私に『テレビ台をつくって欲しい』とオーダーがありました。
以前私にオーダーしたことがある棚の質感が好きだから、同じ感じで作ってほしいと。
前回の時はお金のブロックがまだまだかかってますから、忠実に材料費の3倍くらいで価格をつけてました。
しかし今回の私はもう違うのだ。たくさん学んでお金のメンタルブロックはもうほぼなくなっているはずだ。私は受け取れる女なのだ。
と今回は、純粋に商品の価値を考えて私にしては高めの価格設定にしました。
そうするとどうなったか?
お客様(職場の人)は、さらにその価格から金額を上乗せしてくれるのです。『かわいい』『ありがとう』『頼んで良かった』とかいう言葉と一緒に。
不思議ですよね。
なので、コチラも『そんなにもらえない』とはいっさい言わずに『そんなに喜んでもらってありがたいなぁ』とお金を感謝で受け取りました。
そしてその受け取ったお金で、欲しいけど高すぎて買えなかったスニーカーを感謝の心で即買いしました。
『お金は感謝で受けとめる』
これが大事。
今日も読んでくださってありがとうございました。